【12/12 猫の大量虐待犯大矢裁判一周年】

今日12月12日は、埼玉の元税理士大矢誠が、13頭の猫を虐待、その内9頭を死に至らしめた動物愛護法違反により、懲役1年10ヶ月(遺憾ながら執行猶予4年付き)の確定判決を受けた、1周年の日です。

 

今頃は有志ボランティアにより、埼玉県深谷市櫛引の現地にて、鎮魂の追悼訪問が行われているはずです。

 

昨日12月11日、日本動物虐待防止協会(代表理事・藤村晃子)の主催により、衆議院議員会館にて、動物虐待の撲滅を目指して「アニマルポリス設立を目指す会」が開催されました。

 

共生会議も受付やパネラーとして参加・お手伝いしてきました。

 

日本でも、アニマルポリスの設立は是非とも必要だと思います。

アメリカのアニマルポリスは、レスキュー依頼があれば動物の救出に、虐待があれば逮捕権を発動します。虐待犯には厳しいですが、動物には優しい組織です。

 

また、虐待マニア=黒むつを取り締まるには、虐待動画のネットアップを法的に禁止する新たな法律が必要です。

「動物虐待画像にかかる公然陳列等の規制に関する法律」の立法化にご賛同頂ける方は、下記・共生会議までご連絡下さいますよう宜しくお願いします。

 

集会に参加した獣医師・法医学の専門家から、次のような報告がありました。

動物虐待犯の70%が虐待を繰り返し、44%は他の犯罪を引き起こす。

逆に過去においては、虐待犯の55%が何らかの犯罪を引き起こしており、家庭内暴力DV犯の88%が動物虐待の経験がある。

 

大矢は判決において、保護観察も付かずに執行猶予となりました。再犯を防ぐためには、大矢が生きて限り、監視ボランティアによる活動が必要でしょう。

 

最後の写真は、集会に駆け付けてくれた神奈川県選出・立憲民主党真山勇一参議院議員です。

他に静岡県選出・無所属・平山佐知子参議院議員も参加してくれました。

 

地域猫から社会猫へ・

人と猫の共生を図る対策会議

内田明

hitotoneko@ezweb.ne.jp